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名作に書かれた左阿彌
『川端康成や志賀直哉の文豪をお迎えした料亭 左阿彌』とホームページにありますが、そのお二人の名作の中に料亭 左阿彌が書かれています。
描かれているのは、川端康成の『古都』という小説です。
川端康成さんとは、『伊豆の踊り子』『舞姫』『雪国』といった名作を書かれ、日本でもっとも美しい文章を書いた作家といわれ、又、ノーベル文学賞を受賞された、日本を代表する小説家です。出典 erct.com
『古都』には、『水木竜助、真一兄弟の父に、太吉郎は、円山公園の左阿彌へ、夕飯に招かれた。冬の短い日だから、高みの座敷から見下ろす町は、明かりがついている。空は灰色で、夕焼けはない。町もともし火は別として、そのような色である。京の冬の色である。』とあります。
左阿彌は、円山公園内の京都の景色を一望できる位置にあり、京の街明かりと冬の空が目に浮かんでくるようです。
【 2011/03/12 16:54 】【 文豪に愛された左阿彌 】
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